1d6:花咲く異世界シーン表 1:突風が吹き、花が舞い散る。その人を囲むように、ゆるりと風が巻いていく。美しい光景に心を驚かせるだろう。 2:月が美しく輝く夜。まるで太陽のような月光を浴びて、花々は淡く輝く。二人の思い出を映すようだ。と、思った瞬間、風に浚われ、花弁は千切れ落ちた。 3:前を歩くその人の、影を眺めながら草花を踏み歩いていく。その影はゆらりと、不安定に歪んだ気がした。 4:突風が吹き去り、花弁が千切れ落ちている。草花も、茎から折れればもはや種を実らせることは叶わないだろう。 5:二人並んで歩く道。ふと気になって後ろを振り返る。道ばたの花が、二人が通ったその跡だけ、どこか萎れている気がした。 6:魔物が現れ、勇者が大剣で斬り伏せる。その身体は黒い液体となって草花を溶かし、地に融ける。得も言われぬ臭気が漂い、二人は疲労に襲われるだろう。